どうも岸です。
御関係の皆様の中には既に御周知の方もいるかも知れませんが3月下旬の過日、父が逝去しました。
父をきちんと送りたいとの思いにてお悔やみ欄には式後に掲載させていただき慎ましく式を開催させていただきました。
生前、御関係の皆様には父母ともお世話になりました。
認知症との診断を受け数年。
時折失う記憶の葛藤にて父自身かなりショックを受けておりました。
『何か俺は悪いことしたのかな?』

そのような言葉を母に時折呟いていたそうです。
感情移入をするからとタブー視されていた身内としてのケアマネも私がやらさせてもらいました。
ケアマネとして関わるからには父だからと特別扱いは出来ません。
時おり生じた私の息子としての感情や葛藤もケアマネとして関わる際は息子としての感情を押し殺しケアマネとして円滑に在宅生活が維持できるように、
父と母の意向であった最後まで自宅でとの思いを叶えるために、他の御担当させて頂いている方と変わないケアマネジメントをご提供させて頂きました。
逝去後、喪主として式の打ち合わせをしながらも法人経営をしている身であり年度末とのこともあり且つ他のご担当の方のマネジメントは止めてはいけません。
それにきっと父の事だから『仕事を疎かにするな!』と怒られそうなので御担当させて頂いていた方にご迷惑をかけないようにお仕事をさせて頂き、少し父の式の開催日までお時間を頂きました。
それまでの式までの仕事の間、2?3回程ですが訪問時に信号待ちをしてる時に自然と涙が溢れました。

時折吐きそうになる程の嘔気にも襲われましたが吐きませんでした。
訪問先では変わらずに接する事ができたと思います。
式の間は職員が協力してくれ仕事を任せ式を無事開式しました。
式の時のご挨拶も喪主としてさせて頂きました。
挨拶の最後の頃 込み上げてくる何かがあり溢れる涙を堪え言葉を詰まらせてしまいましたが最後まできちんと御挨拶できたかと思います。
席に戻ったら肩を震わせて嗚咽する自分がいました。
やっと息子に戻れました。

そして先日も無事納骨も済みました。
少しは育ててくれた恩返し出来たかな、と思います。
今まで父に関わって頂いた全ての皆様にきちんと御挨拶出来ておりませんが御容赦いただければ、と思います。
また母との御関係の方も引き続き母の事も宜しくお願い致します。

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